キャンプと畑と外遊び

畑をやっていると結構気を付けて一生懸命野菜をそだてていると自分でも思わぬところでいろいろとやられる事が多々あります。
普段の生活でもそうですが、虫、鳥、獣に気付かないうちに悪戯されたり食べられちゃったり。
一般的に知られているのは黄色い袋にいれておくと荒らされないとか
黄色い建築用の水糸を張っておくと近ずかないとか　ですかね。


　半分はあきらめているのですが、秋から冬にかけて特に、カラスやネズミの被害が増えてくるように感じます。相手の習性を知っていれば少しでも被害を減らせるのではないかと考えてちょっと調べてみました。










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カラス
被害発生期　/　一年中。集中期は5～8月のトウモロコシの藩種期、夏野菜収穫期
好きな野菜/トウモロコシ、スイカ、トマト、植えた苗を引き抜いたりすることもある。

鳥の中ではとびぬけて記憶力や学習力が高く、高次な判断ができる。成鳥になると夫婦で行動し、直径にして数百mを縄張りにする。縄張り内の作物の生育状況をつねに観察している。


カラス対策では、わなや銃による駆除も行われていますが、実はこうした駆除作業で捕獲されるカラスのほとんどは社会経験の浅い若鳥です。
　餌を効率よく探す方法や機器への対応など、生活力、を得た個体はまもなくオスとメスがペアとなって縄張りをもちます。カラスの夫婦は、つねに縄張り内にある作物の成熟具合や人の行動を観察していて、一番おいしい状態のものを、人のいない隙に荒らします。
カラスの継続的な観察や経験をもとに、ある種の予測を組み立てることができるので、音や光を使った撃退法は、すぐに「こけおどし」とみやぶります。この予測を利用した防御方法が、テグス（釣り糸）を一定間隔に張る方法です。カラスは畑に降下するときに翼を広げてブレーキをかけますが、体が重いため急旋回や空中停止ができません。翼の負傷は命にかかわることなので、頭のよいカラスはテグスは極度に嫌がります。









良くない対策　　

ＣＤは一時しのぎ　　ＣＤの反射光はカラスよけになるという説がある。最初は効果を得られても、危険でないことがわかれば気にしなくなる。




良い対策

釣り用のテグスを張る。。
カラスが両翼を広げるとおおよそ1m　電柱や木の枝から畑に降下するとき1m以内の間隔でテグス（釣り糸）が張られていると、接触を嫌がって近寄らない。地面から歩いて侵入することもあるので、地面に近いところは約30ＣＭ間隔で張る・。


テグスの侵入防止効果

餌にドッグフードを用いた模擬果樹園でのデータ。側面からの侵入を網でふさぎ、上面にテグスを1Ｍ間隔に張ると、えさをついばむ量（カラスの侵入）が50分の1　以下に減った。







出典　（やさい畑　2015秋　号）



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